今橋玲子:受賞作品

Award Winning Work

2019年4月:第58回日本現代工芸美術展 現代工芸賞
「自由への軌跡」(サイズ:縦179cm × 横89cm)

絶望の淵から徐々に光を得て無限の自由なる世界を知るまでの軌跡。 竹炭の固く焼き締められた自然の色 漆黒と錫箔の輝きが絶望の淵から自由の光で輝いていく様を表現している。 箔をランダムに押すことで迷いと喜びの入り交じった感情の動きを、上部の大きな箔の空間は、自由の世界を知った心の輝きを表している。 下の小さな楕円は自分の心の殻が小さく縮こまっていて上に行くほど段々と光を得、自由を知り、解放されていく 伸びやかに晴れる心の有り様を表現している。 多くの人に無限に明るい自由な世界があることを知ってもらいたい。
写真:2017年改組 新 第4回日本美術展覧会 工芸美術部門新入選「有限と無限の融合」
写真:受賞作品「自由への軌跡」1
写真:受賞作品「自由への軌跡」2
写真:受賞作品「自由への軌跡」3
写真:受賞作品「自由への軌跡」4



2017年10月日展 初出品にて入選:改組 新 第4回日本美術展覧会 工芸美術部門新入選
「有限と無限の融合」(サイズ:縦178cm × 横107cm)

有限の世界から無限の世界へと広がり出て、無限の自由を得る法悦を表現。 竹炭の抑止的な動きと炭本来の自然の美しさを生かすことで有限世界を表し、 円窓の竹炭の解放的な動きと箔の穏やかな輝きで自由と無限世界の広がりを表現。 竹炭の一部に箔をアバウトに施すことにより有限世界の迷妄から無限の光を得て、徐々に融合していく姿を表現。 円窓は宇宙へと繋がっていて、そこから出て自分の生命が大いなる生命と繋がり、無限の自由を得る入口を象徴。
写真:2017年改組 新 第4回日本美術展覧会 工芸美術部門新入選「有限と無限の融合」
写真:受賞作品「有限と無限の融合」1
写真:受賞作品「有限と無限の融合」2
写真:受賞作品「有限と無限の融合」3
写真:受賞作品「有限と無限の融合」4
写真:受賞作品「有限と無限の融合」4